美容鍼灸について
美容鍼灸における代謝とは?基礎代謝、新陳代謝を知る
美容や健康についての番組や記事を見ていると、「代謝」という言葉をよく目にします。しかし、そもそも代謝とは何のことでしょうか? ここでは、まず「代謝」の意味や、代謝が美容や健康にどんな役割を持っているのかを解説し、代謝を良くして美しくなれる美容鍼などの方法を解説していきます。美容・健康に役立つ情報がたくさんありますので、ぜひ最後まで読んでください。
1.そもそも代謝ってなに?
そもそも「代謝」という言葉は、体に取り入れた食べ物や薬を分解、またはほかの物質に合成することを指しています。人間のカラダは「活動代謝」「食事誘発性熱産生」などの代謝も行っていますが、あまり難しい言葉はここでは必要ありませんので、美容や健康にかかわる「基礎代謝」と「新陳代謝」について説明しましょう。
1-1.基礎代謝とは?
体温を保ったり、心臓や肺などの内臓を動かしたりする生命維持のためのエネルギーのことを基礎代謝と言います。特に活動をせず眠っていてもエネルギーは消費しています。基礎代謝が低いと、低体温になりがちで、冷え症、肌荒れ、便秘、整理不順などのトラブルが起こりがちになります。
健康番組などでは、「基礎代謝を上げてダイエットしよう!」といった感じでしばしば使われます。基礎代謝が高いほどエネルギー消費が多く、食事でとったカロリーが消費されますから、太りにくい体が作れるのです。
特に筋肉は体の中でエネルギーを多く消費しますから、太ももなどの大きな筋肉を鍛えれば基礎代謝が上がってダイエットに繋がる、というような趣旨の番組が多いですね。
1-2.新陳代謝とは?
「新陳代謝」もよく聞く言葉です。日本語の意味としては古いものが新しいものに入れ替わることを指しますが、人体に用いる時は主に細胞が入れ替わることを言っています。ですから、「基礎代謝を上げる」と言えば、身体のエネルギー消費量を上げることになりますが、「新陳代謝を上げる」と言えば、細胞の入れ替わりを早くする、という意味を表します。
美容的には「ターンオーバー」という言葉で、お肌の細胞の入れ替わりの周期が話題に上ります。皮膚の細胞は表皮の内側で新しい細胞が生成され、徐々に表面に押し上げられていきます。表面に達した後は、生成から約6週間程度で皮膚からはがれ落ちるのが通常です。
体調が乱れると、このサイクルにも狂いが生じやすくなります。皮膚が入れ替わる周期なので、早い方が若々しい肌でいられる、という勘違いもありますが、ターンオーバーは早すぎても遅すぎても問題です。早すぎると乾燥肌、敏感肌になりやすく、遅すぎると肌がざらついてきて見た目の悪さに繋がります。
2.基礎代謝を上げて太りにくい身体を作る
この項目では基礎代謝を上げる方法を紹介します。基礎代謝を上げることで、健康を促進できますし、太りにくい身体作りができます。運動を勧めるような記事も多いですが、ここではできるだけ簡単に取り組める方法を紹介しましょう。
2-1.朝をストレッチで始めてみよう
朝からストレッチをすることで血行が良くなりますし、交感神経も優位になって1日をスムーズに始められます。
・まずは目覚めたら、あおむけに寝たまま頭の上側で腕を組みましょう。そのまま手足を気持ちよいと感じる程度に伸ばします。この時呼吸が止まらないよう気を付けてください。
・そのまま膝を立てて、へそを見るような意識で上体を浮かし、腹筋を意識してお腹を動かします。(腹筋運動をする必要はありません)
・今度は腹ばいになってから、正座をする要領でお尻をかかとに乗せ、猫が伸びをするイメージで手を前に伸ばします。
どれも簡単な動作ですが、基礎代謝をアップしてその日の活動も爽やかに始められますから、ぜひ試してみてください。
2-2.入浴を改善してみよう
入浴はリラックス効果や血行を促進して疲れを取るのと同時に、基礎代謝も高めてくれます。忙しいのでシャワーでさっと済ます、という人も多いでしょうが、健康効果も高いのでぜひ試してみてください。
まず、コップ一杯程度白湯(さゆ)を飲んでから入浴しましょう。脱水症状を防止する意味合いと、発汗作用を高める効果があります。湯船につかる前に必ず掛け湯をしてください。つかるお湯の温度は40度程度、ぬるめに設定しましょう。あまり熱いとリラックス効果が得にくいですし、心臓にも負担になります。湯につかる際には肩より下くらいにしましょう。首まで入ると心臓に負荷をかけますし、のぼせてしまって短い時間しか入れません。
湯船の中で足の裏を揉むと代謝のアップ効果が上がります。また、入浴中はかなり発汗しますから水分補給をしっかり行いましょう。
このようにしっかりと体を温めることで、基礎代謝はアップできます。入浴なら時間さえ作れば誰でも取り組めますし、リラックスも出来て疲れも取れるので、多くのプラス効果を得られます。
2-3.基礎代謝を上げるツボ
・「腎臓(じんぞう)」…足の裏の土踏まずのほぼ中央です。
・「副腎(ふくじん)」…腎臓のツボのやや上にあります。
・「太陽神経叢(たいようしんけいそう)」…足の裏の親指と人差し指の股の部分から、かかと側に4cm程度移動したところにあります。
・「中かん(ちゅうかん)」…へそから指4本分真上にあるツボです。
これらを刺激して基礎代謝を上げましょう。
3.新陳代謝を整えて美肌を目指そう!
3-1.栄養素で新陳代謝を整えよう
新陳代謝の乱れは、栄養のかたよりや、成長ホルモンの不足、生活の乱れ、ストレス、運動不足、ホルモンバランスの乱れなどから起こります。その中でも取り組みやすく楽しみにもつながるのは、食事を見直すことではないでしょうか。
特に成長ホルモンは新陳代謝を助けることに重要な役割をします。成長ホルモンはアミノ酸から作られますが、アミノ酸の生成にはたんぱく質が必要です。
タンパク質を多く含む食物は、豆腐や納豆、マグロの赤身や鶏ささみ、プロセスチーズなどです。また、アルギニンを多く含む食品も成長ホルモンを助けますから、肉類や魚介類(えびやカニ、赤身の魚など)、ナッツ類、大豆を使った食品(豆腐、納豆、みそ、油揚げなど)をバランスよく食事に取り入れましょう。
3-2.呼吸法で自律神経を整える
新陳代謝は自律神経とも深くかかわっています。日々忙しく動き回ったり、多くのストレスを抱えていたり、睡眠時間が不規則あるいは不足したりすると、自律神経は不調を起こし、新陳代謝も乱れがちになります。
自律神経を整えるのにはリラックスすることが有効ですが、誰でも簡単に取り入れられるリラックスの方法としては腹式呼吸があります。腹式呼吸はまず意識的にお腹をへこませながら空気を吐き出し、その後空気を吸ってお腹を膨らませます。空気を吐き出すときにリラックス効果がありますから、ゆっくりと空気を吐き切りましょう。これを何度か繰り返すだけで簡単にリラックス効果を得られます。これなら仕事や勉強、家事の途中でもできますから意識的に取り入れましょう。
3-3.新陳代謝を整えるツボ
・「気海(きかい)」…へそから指2本分真下にあります。
・「湧泉(ゆうせん)」…足でグーを作ってみて、足の裏の中で一番へこむ部分です。
・「陽白(ようはく)」…眉の中央部分の2cmほど上のくぼみです。
・「素髎(そりょう)」…鼻の頭の頂点部分にあるツボです。
ツボはあまり強く押しすぎるとかえってよくありません。気持ちよい、と思う程度を1日に2回程度刺激しましょう。
4.まとめ
基礎代謝の上げ方や新陳代謝の整え方についてまとめました。ここにあげた方法はどれも有効ですが、なかなか一人では取り組みにくい、もっと即効性がある方法が知りたい、という方には「美容鍼」という手があります。
葛飾区亀有にある「本間治療院」では、美容鍼での作用で代謝の改善を行うことができます。
当院の施術は、東洋医学の「気」=生命エネルギー、「血」=血流、「水」=リンパ液の流れを整えることで、人間が持つ自己治癒能力を改善します。これによって血行やリンパの流れが改善し、基礎代謝のアップや新陳代謝を整える効果を実感できます。
美容鍼灸はお顔に鍼を使いますので、初めて施術を受ける方は少し抵抗を感じるかもしれません。しかし当院では世界でも最細の0.1mm・髪の毛と同程度の鍼を使用しています。わずかにチクリとする程度に感じる場合もありますが、激しく痛みを訴える方はおられません。心地よさで眠ってしまう人もいるくらいなので、安心して受診してください。
新陳代謝を整えて美肌を手に入れたい、基礎代謝を高めて太りにくい身体を作りたい、という方はぜひ本間治療院にご相談ください。
美容に効果がある美容鍼。気になる副作用は?
美容鍼は、美容に悩む女性に効果があるということで注目を集めています。しかし、効果があるということは、副作用の心配も出てくるもの。美容鍼の副作用はあるのでしょうか?実際にはさまざまなケースがあるので一概には言えませんが、副作用の有無などについて取り上げていきます。
1.美容に良いとされている美容鍼。その効果は?
美容鍼は、その名の通り美容に効果があります。顔や身体に人間の髪の毛よりも細い鍼を刺すことで、血行を促進し、美肌に導いたり、体内環境を整えたりする効果があると言われています。その効果もすぐに現れますし、個人差はありますが1、2週間ほど持続すると言われています。
そしてこの鍼治療は、国家資格を所持していないと治療を行うことができないため、安全度も非常に高いことが特徴です。このようなことから、美容に敏感な女性に注目を集めています。
1-1.効果があるものには大抵副作用が…。美容鍼に副作用はある?
気になるのは、副作用があるのかどうかです。例えば花粉症の薬1つとっても、副作用があるものです。薬を飲むと花粉症の症状は和らぐが眠くなることが悩みだ、といった話を耳にしたことがある方も多いでしょう。昨今は眠気が起きにくい薬や、そのような副作用を見込んで夜に一回服用するだけの花粉症の薬も出ています。このように薬は病気に直接効果がある代わりに、何か好ましくない作用が働くケースが多いのです。他にも抗がん剤がそうです。ガンに作用する強い薬ですが、強い副作用がある事でも有名です。
このような例を美容鍼に当てはめると、心配になる方も多いでしょう。美容鍼と言いますと、美容に効果があるものですので、美容に関する副作用が出たらどうしようかと不安になる方もいらっしゃると思います。顔はツルツルになるけれど、副作用として首にブツブツができる、という話を聞けば心配になるのは当然の心理です。そのためにも、副作用についての知識も、正確に把握しておく必要があります。
結論から申し上げますと、美容鍼に副作用はほとんどありません。「美容鍼 副作用」とWEBで検索しますと、「頭痛」というキーワードもともに出てくるので気になっている方もいらっしゃることでしょう。ただ、よく見てみれば、鍼治療のおかげで頭痛が改善したというサイトにヒットすることが多く、美容鍼の副作用として頭痛がある、というわけではないことが分かります。ごくまれに内出血をすることもあると言われていますが、こちらも数日~2週間程度で消えていきます。
2.あれ? 美容鍼をしたら調子が悪い…。これは副作用?
しかし、中には美容鍼に関わらず、鍼治療を受けた後に調子が悪くなる方もいます。肌の状態ではなく、体の状態が悪くなるように感じられる方もいらっしゃるようです。眠気、倦怠感を訴える方もいらっしゃいます。「これこそが副作用では?」と考えるかもしれませんが、これは「めんげん」と呼ばれ、良くなる時の身体の反応(好転反応)です。
鍼を受ける時は、何か悪い症状を改善したいと思って受けることが多いでしょう。鍼治療を受けますと、血流やリンパの働きが活性化されます。そうすることで、その「悪い症状がある部分」の発痛物質や老廃物などの体に悪いものが活性化されて、血流やリンパの流れに乗って、体のさまざまなところに行くのです。今まではその悪いところに良くない物質がある状態でしたが、それが分散され体外に排出されます。
つまり深部にあった疲労が、鍼治療をすることによって抜け出る前の一時的な状態ですのでご心配ありません。何回か鍼灸治療を続けるうちに疲労が無くなり、「めんげん」が出なくなります。
3.多少の不調も体が良くなろうとしている証拠! 前向きに捉えましょう
治療を受け始めたころに現れるこのような不調は、好転反応(こうてんはんのう)と言われるものです。副作用かもしれないと怖がる必要はありません。
基本的に鍼治療を受ける事により、副交感神経が優位になる傾向にあります。特に当院は自律神経調整を重要視しております。
人は、交感神経が優位の時と副交感神経が優位な時があります。緊張状態にあるときは交感神経が優位、リラックスしている時は副交感神経が優位となります。
実は鍼治療後は、車の運転や仕事などの緊張を強いられる場面には適さない状態になるのです。眠気や倦怠感などは、副交感神経が優位になっているからこそ現れるものです。このような状態の時は車の運転は避けたほうが良いでしょう。鍼灸治療の初回は、休みの日など、ゆっくりできる時を選びましょう。
上記のような症状はほとんどが好転反応であるケースが多く、身体や肌の調子が改善されていく兆しと考えていただいてかまいません。
4.むくみやシミなどにも効果がある?
鍼治療を受けた翌日に、すぐに効果が出ることが多いようです。ターンオーバー、クマ、むくみなどに効果が出るために、治療を受ける前と明らかに違う様子に満足される声が多いです。
むくみに効果があるということは、あこがれの「小顔」に近づくこともできます。顔の大きさは遺伝の関係でどうにもならないという思い込みがあります。確かに骨格などもありますので、劇的に顔が小さくなるということではありません。大きく見える原因の一つとしてむくみがあり、これを解消すればスッキリと引き締まったフェイスラインに近づくことができます。
また、年齢を重ねるとシミなどに悩む方も増えてきます。基礎化粧品に頼るだけではなかなか改善されにくいものがありますが、この美容鍼は、シミにも効果があると喜ぶ方も多いです。
キレイな肌へ至るまでに上記のような症状が出たとしても、それは好転反応であり、身体が自らの力でデトックスをしている最中であるため、良くなる前兆となるケースがほとんどです。もし体調不良が現れても、悪いものが出ていくために体の中で戦っているんだ、と捉えてかまいません。
もし、体調不良で苦しい思いをしたとしても、もう少し続けてみましょう。好転反応の後にあるのは、心身共に健康を取り戻した上での美容効果です。
確かに、個人差があることも否めません。もし不安なことがありましたら専門の方に相談をしましょう。
5.まとめ
美容鍼は、効果があり副作用も少ない治療方法です。化学物質を使っておらず、体の治癒力を引き出す治療ですので、副作用がないのです。一見、副作用に見える不調も好転反応であるケースが多く、たいていの場合はそこから改善に向かっていきます。
鍼治療利用後に稀に起こる症状は、身体がデトックスされている証拠です。また、そこまでの不調を訴えない方も多いものです。個人差がありますので、美容鍼に興味があるのであれば、ぜひ、チャレンジされてみてはいかがでしょうか?
東京都葛飾区にある、美容鍼灸本間治療院では、初心者の方向けの「美容鍼灸コース(お顔のみ)」のお試しコースと、全身の不調を整えた上で健康的な美しいお顔を目指す、より深くアプローチしたい方向けの「美容鍼灸全身治療コース(お顔+身体)」をご用意しております。どちらのコースにしようかお悩みの方は、本来の美容鍼灸治療を体験していただける美容鍼灸全身治療コースが断然オススメです。
もちろん美容目的でない、一般的な肩こり、頭痛、腰痛、神経痛、膝痛、倦怠感、うつ症状、不眠、食欲不振、不妊、のぼせ、冷え性などを改善する「鍼灸治療コース」もございます。まずはお気軽にご連絡をくださいませ。
ホルモンバランスが乱れる原因と美容鍼の効果とは
健康を保つうえでホルモンバランスを整えることは大切です。特にホルモンバランスが乱れたときには、美容鍼での鍼治療がおすすめです。
今回の記事では、ホルモンバランスが乱れる原因や、乱れてしまった場合の影響をお伝えするとともに、美容鍼のホルモンバランスに対する効果についても紹介していきます。ぜひご一読ください。
1.ホルモンバランスとは
女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンの2つからできています。エストロゲンは女性らしさに関わるホルモンで、エストロゲンが分泌されることで以下のような効果を期待できます。
・記憶力や集中力を高める
・肌のハリや髪の潤いを保つことができる
・骨の密度を保つことができる
・自律神経を整える
・女性特有の丸みを帯びた美しい体を作ることができる
また、プロゲステロンは妊娠をつかさどるためのホルモンです。プロゲステロンが分泌されることで以下のような効果を期待できます。
・体内の水分を保つ
・子宮内膜を整える
・基礎体温を上昇させる
・乳腺を発達させる
・妊娠の継続を助ける
このように、エストロゲンとプロゲステロンは排卵と深い関わりがあります。排卵の前にはエストロゲンが大量に分泌され、排卵の後にはプロゲステロンが大量に分泌されます。ホルモンバランスが正常な場合には、生理に合わせて周期的にそれぞれのホルモンが分泌されます。
2.ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れは、体に大きな不調をもたらします。ホルモンバランスの乱れによる影響としては、以下のような不調があげられます。
2-1.肌のトラブルが起こる
ホルモンバランスが乱れてしまうと、テストステロンなどの男性ホルモンが活発に分泌されます。テストステロンは皮脂を分泌する働きがあるため、肌荒れやニキビができる原因となります。化粧品で一時的にきれいな肌を取り戻すことはできますが、ホルモンバランスを正常な状態に整えないと、肌荒れを繰り返し引き起こすことになります。
2-2.自律神経失調症になる
女性ホルモンは脳と密接な関係があります。基本的に、女性ホルモンは脳からの指令によって分泌されます。ホルモンバランスが乱れると脳が指令を出してもホルモンの分泌ができません。しかし、ホルモンが分泌されないと脳はもっとホルモンを分泌させるようにさらに強い指令を出します。そうすると、最終的に脳はパニックを起こしてしまいやがて暴走をします。その結果、自律神経失調症という状態に陥ってしまうことになります。
2-3.生理不順が起きる
ホルモンバランスが乱れるとエストロゲンとプロゲステロンが正常に分泌されなくなり、月経や排卵の周期が乱れてしまいます。そうすると毎月月経が起こらなかったり、十分に卵胞が発達していない状態で排卵して月経を引き起こしてしまったり、月経が1週間以上続いたりします。
さらに生理不順が長期間続くと、子宮内膜のトラブルや子宮筋腫になる可能性も出てきます。
2-4.太りやすくなる
ホルモンバランスはダイエットにも大きなつながりがあります。エストロゲンが分泌されるとダイエットしやすい体になります。満腹中枢を刺激して食欲を抑えることができますし、脂肪を消費されやすい体にもなります。さらにはホルモンの働きで内臓脂肪を減少させることもできます。
一方プロゲステロンが分泌されると、ダイエットしにくい体になります。新陳代謝が落ちる影響によって水分や脂肪をため込んでしまいます。食事についても満腹感を味わうことができないために暴飲や暴食をしてしまいます。さらに、情緒不安定になり食欲が止まらなくなります。
ホルモンバランスが乱れるとエストロゲンが分泌されなくなり、逆にプロゲステロンが大量に分泌されるため痩せにくい体になります。一方でプロゲステロンが分泌されなくなり、逆にエストロゲンが大量に分泌されると、エストロゲンは内臓脂肪をため込んでしまうため、やはり痩せにくい体になってしまいます。
2-5.薄毛になる
ホルモンには、髪の毛を成長させる働きや、髪の毛の成長期間をキープする働き、血流の改善や髪の毛を正常に保つ効果があります。しかし、ホルモンバランスが乱れてしまうと髪がパサパサしたり、艶がなくなったりします。その結果、抜け毛がひどくなり最終的には薄毛になります。
3.ホルモンバランスが乱れる要因
ホルモンバランスが乱れる原因にはいろいろな要因がありますが、代表的なものとして以下のようなものがあげられます。
3-1.喫煙
タバコは卵巣の機能に悪い影響を与えます。卵胞の発育を遅らせたり、生理不順を引き起こしたりします。タバコに含まれているタールや一酸化炭素はホルモンを失活させる働きがあるため、ホルモンバランスを乱してしまいます。
3-2.深夜のストレス
基本的に夜になると、ストレスホルモンの低下によって緊張が緩和されため、眠りにつきやすくなります。しかしストレスを抱えていると、ストレスホルモンが活発になり夜でも興奮した状態が続くため眠れなくなり、その結果ホルモンバランスが乱れます。
3-3.運動不足、ハードな運動
ホルモンバランスは適度な運動とも大きな関わりがあります。運動不足になるとホルモンの分泌が低下します。そのため、ホルモンバランスが乱れてしまいます。
また、ハードな運動についても体にダメージを与えることによりホルモンの分泌が低下することもあります。そのため、運動をするときには体に負荷のかからない適度な運動が望ましいと考えられています。
4.美容鍼はホルモンバランスの乱れを改善させる
ホルモンバランスを整えるための方法はたくさんありますが、その中でも美容鍼がおすすめです。美容鍼がホルモンバランスの乱れを改善させる4つの理由を紹介します。
4-1.体の奥から改善する
ホルモンバランスを整える方法として、マッサージがあります。しかしマッサージは皮膚の上から刺激を与えるだけなので、期待するほど効果は高くありません。しかし美容鍼では、鍼を刺すことにより体の筋肉の部分が直接刺激されます。そのため、より効果的な改善を期待できます。
4-2.自己治癒力を高める
自己治癒力はだれにでも備わっています。転んで膝をすりむいても、数日もすれば元の状態に戻ります。つまり自己治癒力があれば、体の不調を治すことができます。
ホルモンバランスを整えるためにも自己治癒力は必要です。自己治癒力は、本来の失われた平衡や調和、ホルモンバランスを取り戻す働きがあります。美容鍼では、鍼を使って体の表面をあえて傷つけることによって自己治癒力を高めることができます。
4-3.鍼は脳や下垂体効果がある
鍼には刺激した部分だけではなく、遠く離れた体の器官にも良い影響を与えます。その一つに脳があげられます。鍼を刺すと、刺したという情報がホルモンバランスの分泌を指令する脳にも伝えられます。脳の中でも、特に自律神経の部分に情報が行きわたるため、それによって自律神経が改善される効果が期待できます。
同じように鍼を刺すと、刺した情報がホルモンの分泌をコントロールする下垂体にも伝わります。そのため、ホルモンバランスを整えることができます。
4-4.ストレスを軽減する
鍼で刺激を与えると、脳からエンドルフィンやエンケファリンなどの物質が分泌されます。これらの物資には、高揚感を高めたり、ストレスを軽減させたりする効果があります。そのため、ホルモンの分泌を妨げるものを取り除くことができます。
5.まとめ
ホルモンバランスは健康で幸せな生活を送るために欠かせないものです。バランスを保つことで女性らしさをキープし、妊娠状態を維持する効果があります。一方、ホルモンバランスが乱れると自律神経失調症や生理不順などが生じます。
ホルモンバランスを整えるためには、日頃からストレスを軽減させたり、喫煙などの生活習慣を見直したりすることも大切ですが、美容鍼で鍼を使って体を改善することもおすすめです。
鍼には自己治癒力を高めたり、筋肉に直接働きかけたりすることができます。さらには刺激の情報が、脳や下垂体にも伝達することによって、体全体でホルモンバランスを改善させることもできます。
葛飾区亀有にある本間治療院では、美容鍼灸を行っております。ホルモンバランスの乱れによる体の不調や、自律神経失調症などの治療をご希望の方は、本間治療院までご相談ください。丁寧な問診で体質や症状に合った治療を行わせていただきます。
気になるお顔のしわ、原因と美容鍼灸による解消方法
メイクをするときなど、ふと鏡を見てしわが増えていたり、ほうれい線が深くなっていたりするように感じることはありませんか? 加齢などでしわが増えていくのは避けられないとは思っていても、できることなら避けたいものです。
そこでこの記事では、部位ごとに現れるしわの原因を解説し、それを解消するためのツボや効果的な解消法を紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
1.そもそも、顔のしわはなぜできる?
顔に限らずしわができる大きな原因には、「乾燥」、「紫外線による皮膚へのダメージ」、「生活習慣の乱れ」、「筋肉の硬化、機能低下」、「加齢」などがあります。
つまり、適切な保湿をして紫外線を避けることを心がけ、睡眠や食事の質を上げ、生活のリズムを整えたり、飲酒や喫煙を減らしたり、過度にストレスを溜め込まないことなどに気を付けていれば、しわの影響を遠ざけることができます。
また、ツボを刺激したり鍼を受けたりすることで血行を促進し、硬化・緊張した筋肉を緩めることでしわの防止や解消ができます。
2.目尻や眉間のしわ
2-1.目の周りにできるしわの原因は?
目は人の印象を大きく左右するパーツですから、目尻や眉間にしわがあることは大きなストレスになる人も多いでしょう。これらの場所のしわは、加齢や目をしかめるクセ、乾燥、目を酷使しすぎること、首が前傾する姿勢を続けることなどによっておこります。
2-2.目の周りのしわを解消するツボ
・「攅竹(さんちく)」…眉頭の内側、目の上の骨のふちにあります。
・「清明(せいめい)」…目頭と鼻の付け根の中間にあるくぼみです。
・「太陽(たいよう)」…こめかみ(目と耳のほぼ中央部)の少し下にあるくぼみです。
3. 額のしわ
3-1.額のしわはなぜできる?
額にできるしわは、誰にとっても避けたい現象ではないでしょうか。額のしわができる原因は、大きく3つあります。それは、後頭筋・前頭筋(こうとうぜんとうきん)の萎縮や、皺鼻筋(しゅうびきん)・鼻根筋(びこんきん)の機能低下、額周辺の皮膚のたるみです。
前頭筋はまさに額の付近にある筋肉で、後頭筋は文字通り後頭部にあります。前頭筋はまぶたや眉、頭頂部などの皮膚を動かす機能を持っています。一方で、後頭筋も眉を動かすときに使います。
これらの筋肉が衰えないように保つことが、しわを遠ざけることになり、自然で豊かな表情を作ることにもなります。
3-2.額のしわを解消するツボ
額のしわを防止、解消するツボを紹介します。
・「五処(ごしょ)」…眉頭からまっすぐ上にたどっていき、髪の生え際から2cm程度後ろ側、左右の位置は顔の中心から4.5cm程度外側です。
・「眉衝(びしょう)」…眉頭から真上で、髪の生え際から0.5cm程度後頭部側にあります。
・「陽白(ようはく)」…眉毛の中央から指一本程度上にあるツボです。
・「魚腰(ぎょよう)」…眉毛の中央部の少しへこんでいるところにあります。
これらのツボを刺激することで緊張した筋肉を緩め、額のしわを防止・解消しましょう。
4.鼻の下の縦じわ
4-1.鼻の下の縦じわはなぜできる?
鼻の下の縦じわは、梅干しなどのすっぱいものを食べたときに瞬間的にできることから、「梅干しじわ」という言い方をする場合もあります。このしわは一般的なしわと同様に、乾燥や加齢によってできますが、口をすぼめる動作や、とがらせる動作を頻繁にすることでできやすくなります。しわはどこにできても老けて見える原因になりますが、鼻の下にできる縦じわは、特に見た目年齢を上げてしまいますので注意しましょう。
口をすぼめたり、とがらせたりする動作がクセになると、口の周りの口輪筋という筋肉に負担がかかって硬くなります。すると口輪筋と関連している上唇挙筋の動きも低下し、口角を上げる力が弱まりますから笑顔がぎこちなくなりますし、鼻の下が下がりやすくなり、鼻の下の縦じわにつながります。
これを防ぐには、口をとがらせたり、すぼめたりするクセを付けないこと、鼻の下の保湿を忘れないことです。また、ツボを押すことでも、防止・解消できますので次の項目で効果的なツボを紹介します。
4-2.鼻の下の縦じわに効くツボ
・「迎香(げいこう)」…小鼻の外側のほうれい線上にあります。
・「禾髎(かりょう)」…鼻の孔と上唇の中央くらいにあります。
・「地倉(ちそう)」…目の中央から下にたどり、口のラインと交わったところにあります。
5.ほうれい線
5-1.ほうれい線が目立つ原因
マンガや似顔絵などで、中高年の人を表すためにほうれい線が書かれていることをよく見かけると思います。つまり、ほうれい線は濃くなってくると、他の部分が若くても老け顔に見えてしまうというマイナス効果を持っています。
ほうれい線は口の周りにある「口輪筋」、「上唇挙筋(じょうしんきょきん)」、「小頬骨筋(しょうきょうこつきん)」、「大頬骨筋(だいしょうこつきん)」が硬化したり、弱くなったりすることによって深く目立つようになります。
したがって、これらの筋肉が弱らないように、ツボを押すことなどで血行を促進することが、若々しさを保つ秘訣になります。
5-2.ほうれい線を目立たなくするツボ
・「迎香(げいこう)」…小鼻の外側でほうれい線上にあります。
・「巨髎(こりょう)」…目の中央部から下にたどっていき、小鼻の高さにあります。
・「顴髎(けんりょう)」…目尻から下にたどっていき、頬骨の下のふちでへこんでいるところにあります。
・「地倉(ちそう)」…目の中央から下にたどり、口のラインと交わったところにあります。
・「侠承漿(きょうしょうしょう)」…下唇の真下のへこみです。
6.まとめ
顔のしわについて、部位ごとに発生する原因や、解消のためのツボなどを解説してきました。ここでご紹介したのはどれも効果的なツボですが、気持ち良いからといって、あまり強く押しすぎたりしないように気を付けてください。特に目の周辺のツボを扱うときは眼球に圧力をかけないように注意しましょう。
また、自分自身でツボを刺激することにも効果はありますが、やはりプロフェッショナルが持つ知識と技術を使って行う「美容鍼灸」には及びません。
葛飾区亀有にある「本間治療院」では、顔のしわに悩んでいる方に対して、独自の施術でお答えしています。本間治療院の美容鍼灸は顔のパーツのみに集中した施術もできますが、全身に施術を行い、自律神経のバランスを整えることでしわを防止・解消する効果を長持ちさせることもできます。
当院が採用している施術は、東洋医学でいう「気」=生命のエネルギー、「血」=血液の流れ、「水」=リンパ液などの体液の流れを整えることで、人間が本来持っている自己治癒能力を改善します。
これによって血行やリンパの流れ、新陳代謝がアップしますから、皮膚のターンオーバーのサイクルが上がり、しわやシミなどができにくい状態を作るのです。
また、当院のスタッフは全員が鍼灸師の国家資格を持っていますから、骨や筋肉の役割を踏まえた施術を行います。このような知識を持たないマッサージ店やエステなどではその場では気持ち良くても、目的とするしわの防止・解消の効果が薄かったり、持続しなかったりする場合があります。
美容鍼灸ではお顔に鍼を使いますので、初めての方は少し抵抗があるかもしれません。しかし当院が採用している鍼は世界でも最細の0.1mmで髪の毛と同程度の太さです。顔には神経が集中していますが、わずかにチクリとする感覚はあっても、痛みを大きく訴えるような方はおられませんので、安心して施術を受けていただけます。
顔のしわを気にしている方、本気で防止・解消したいとお考えの方は、ぜひ「本間治療院」にご相談ください。
美容鍼は、内面からの美の実現が可能。美容鍼のメリットは?
女性にとって、美は永遠のテーマです。美容に良いものとして真っ先に思いつくものに、エステがあります。確かにエステも効果的ではあるのですが、美容鍼もまた美容にとても良いものです。女性にとって興味深い、美容鍼について掘り下げてみていきます。
1.そもそも、美容鍼とは?
美容鍼が美容に良いと言われていますが、そもそもこの美容鍼とはどのようなものなのでしょうか?
美容鍼になじみがなくても、鍼灸のことでしたらご存知の方も多いことでしょう。鍼灸の鍼とは、ツボに鍼を刺す治療のことを言います。灸はいわゆる「もぐさ」というものに火をつけて、熱刺激をあたえるものです。美容鍼はその名の通り、美容を目的とした鍼治療のことです。多くの場合は顔に鍼を刺す施術を表します。
鍼灸になじみがない方にとっては、鍼を刺すこと自体に恐怖を感じるでしょう。顔ともなると特に敏感な部位でもありますので、不安になる方もいらっしゃることでしょう。ですが、確かに鍼を刺しますが、痛みは感じないように配慮されていますので、そのような心配は無用です。「はり(鍼)」とは言いますが、注射針のような針ではありません。人間の髪の毛よりさらに細い鍼が使われます。その為、ほとんどが痛みを伴いません。最近では、医療技術の進歩により「痛みが少ない注射針」なるものが注目されていますが、このような注射針は、極細針の開発によって痛みを感じにくくされており、それと同じ仕組みと考えてよいでしょう。
顔に鍼を刺して、どのような効果があるものか気になるところです。まず、お悩みの方も多いクマやむくみを取る効果があります。やはり目の下に出来るクマは目立ちますし、女性はメイクで隠している方も多いでしょう。確かにコンシーラーなどで隠すことはできますが、厚化粧になってしまうことも否めません。むくみも特に顔は皆に見られる部分ですので、解消したいところです。
また、肌質の改善の効果もあります。肌質は皆違うものです。オイリー肌であったり乾燥肌であったり、悩みは千差万別です。どんな肌質であっても美容鍼に改善への期待を持っていただいて構いません。混合肌である方もいますが、どちらにも効果があるということは、両極端な悩みが一気に解決する可能性を秘めています。
美容を気にする女性であれば、「ターンオーバー」という言葉は聞き慣れていることでしょう。新陳代謝と呼ばれる、このターンオーバーが正常であれば、美しい肌に生まれ変わることができると言われています。美容鍼はそれを促進させる効果があると言われています。美容鍼を刺すことで血行が促進されターンオーバーを促すのです。
ゴールデンタイムと言われる成長ホルモンが促進される時間帯に睡眠を取るのは効果的である、ということは有名です。以前は午後10時から午前2時と言われていましたが、最近は入眠3時間から4時間後に成長ホルモンが出る、という説が有力になりつつあります。成長ホルモンが美肌に効果があるのも有名です。
しかしながら、現代人は忙しい方が多いものです。睡眠が思うように取れない方も多いでしょう。眠ることが一番ではありますが、美容鍼の力を借りてみることもおすすめです。
やはり年齢を重ねるごとに肌の悩みは増えていきます。たるみやほうれい線などにも美容鍼は効果があります。やはり、ほうれい線が目立てば、それだけで年齢を重ねているように見えてしまうものです。「老化現象だから」とあきらめずに、改善していく方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。
たとえ年齢を重ねても、いつまでも若く見られたいと思うのは、女性としては当然の心理でしょう。ほうれい線を目立たなくするメイクなどもありますが、ノーメイクで目立たないことが嬉しいのは言うまでもありません。美容鍼は、年齢を重ねた女性の味方になってくれましょう。
このほかにも多くのメリットがあります。さらに美容鍼についてみていきましょう。
2.美容鍼のメリット①:すぐに効果が現れ、効果が持続する
巷にある美容法などは、トレーニングやケアの積み重ねによって効果が出てくるものが多くあります。確かにコツコツと続けることは大切なことですが、やはり即効性が無いと投げ出したくなるのが人間の心理というものです。一方、美容鍼は効果がすぐに現れるところがあります。そのような根気に自信がない方も続けられるでしょう。
お肌に効果がある美容鍼ですが、真っ先に実感するのは化粧ノリの良さなのではないでしょうか。さらにうれしいメリットとしては、その効果が持続することです。個人差はありますが、効果持続は大体1週間~4週間。このような一面も、エステとはまた違うメリットです。
3.美容鍼のメリット②:比較的低価格
エステは一般的に高価であるケースが多いです。エステというと贅沢品であるという見方をされることがあります。ですが、美容鍼は、エステに比べると比較的低価格であることの方が多いのも特徴です。60分で8,000円くらいなど、エステに比べると低価格であるケースが多いのです。
4.美容鍼のメリット③:体質改善ができ、内面からの美を保つことができる
美容鍼の最大のメリットは、体質改善ができることです。やはり「美」は「健康」から生まれます。健康でなければ内面からの美しさは出ないと言っても過言ではありません。例えば髪の毛一つとっても、表面上ヘアパックをしただけでは、その時は良くなったと思っても、それを止めてしまえば、パサパサな髪に逆戻りです。ですが、栄養に気を付けて規則正しい生活を心がければ、特別なケアをすることなくサラサラの髪の毛をキープすることができます。
また、昨今はデスクワークなどでずっと同じ姿勢で作業をしている人も多いです。そんなデスクワークの方は肩こりがある方も多いでしょう。一見美容とは全く関係がないように見えますが、そのような緊張もまた美容の大敵です。首や肩の筋肉の緊張が強いとフェイスラインが崩れます。美容鍼で筋肉の緊張を解きほぐすことで、血行が良くなり、肩こりまでをも改善してしまいます。
美容との関係としては、筋肉の緊張がほぐれることで表情を作る筋肉の緊張もほぐれるようになります。そうすると自然な良い表情をすることができるのです。そのような点からも美容に効果があると言われています。
5.まとめ
このように、美容鍼はお肌に悩む女性にとって強い味方です。即効性と持続性があり、数多ある施術法と比べて低価格でありながら、体質の改善にもつながります。
やはり美容は体の中から健康であることが大切です。美容鍼の一番の魅力は、その「内面からの美」にアクセスできるところにあります。よく聞く悩みとして、「ケアを頑張っているけれど、あまり改善されない」ということもよくあるケースです。もし、スキンケアなどを頑張っていても効果がないのであれば、体の不調が原因である可能性もあります。もし最近美容について悩んでいるということでしたら、エステも良いですが美容鍼を検討されてはいかがでしょうか?
東京都葛飾区にある、美容鍼灸本間治療院では、まずはお顔だけ試したい、という初心者の方向けの「美容鍼灸コース」から、全身の不調を整えた上で健康的な美しいお顔を目指す、より深くアプローチしたい方向けの「美容鍼灸全身治療コース」もご用意しております。
もちろん美容目的でない、一般的な肩こり、頭痛、腰痛、神経痛、膝痛、倦怠感、うつ症状、不眠、食欲不振、不妊、のぼせ、冷え性などを改善する「鍼灸治療コース」もございます。まずはお気軽にご連絡をくださいませ。
化粧ノリの悪さを感じたら、美容鍼灸がおすすめ
朝メイクをしたばかりなのに、なんだか化粧ノリが悪く感じてテンションが下がってしまうという方、意外と多いのではないでしょうか。化粧ノリが悪いのは、お肌が少し疲れているためです。このような場合の改善策として、身体の内側と外側からケアすることができる美容鍼灸があります。
そこでこの記事では、化粧ノリの悪さを感じる原因とお肌の状態に加えて、「美容鍼灸って鍼だし、痛くないの?」「どんな効果があるの?」など、美容鍼灸についての疑問を持つ方に向けて美容鍼灸についても説明させていただきます。化粧ノリの悪さを感じている方や、お肌の状態をより良くしたいとお考えの方に、参考になる記事となっておりますので、ぜひ最後までお読みください。
1. 化粧ノリが悪い原因とは?
化粧ノリが悪いと感じるのはどんなときでしょうか。具体的には、以下の3つの状態になったときに化粧ノリが悪いと判断することが多いです。
・メイクしたての状態なのに、なぜかファンデーションが浮いている感じがする
・午後になると、メイクが崩れてくる
・お肌のテカリ、メイクのヨレがある
化粧ノリが悪いと感じているときは、異性からだけではなく、同性からの目線も気になってしまいます。化粧ノリが悪い場合、いくつかの原因がありますが、主な原因としてはお肌の乾燥と、脂が浮いてくることの2つがあげられます。
1-1. お肌の乾燥
乾燥肌の人は、乾燥したお肌の上にファンデーションを塗ることで、さらにかさつきやごわつきが生じてしまうので、化粧をしたばかりでもすでに化粧ノリが悪くなってしまっています。このようなときに「化粧ノリが悪いから」といって、ファンデーションを厚塗りすることは絶対にNGです。なぜなら、化粧ノリが悪いからといって、さらにファンデーションを重ねていくと、メイクはどんどん浮いてしまい、ひび割れる箇所が出てくることさえあるからです。
1-2. 脂性肌と思ったのに、実は乾燥肌?!
「お肌に脂が浮くから脂性肌だ」と思っている人は非常に多いのですが、その多くは乾燥肌が原因です。「脂が浮くのに乾燥肌?!」と疑問に思うかもしれませんが、実は脂が浮くという現象の裏には乾燥肌が隠れているのです。
お肌の潤いが不十分で乾燥していると、脳は「肌が水分不足!」と判断してお肌を潤わせようという指令を出します。しかし、脳からの指令を受けて出てくるのは水分ではなく、脂が分泌されます。これにより、顔の中でも脂ぎった部分ができてしまいます。
主に脂が出やすいのは、おでこから鼻にかけてのTゾーンですが、脂が出るとファンデーションが溶けていくため、必然的にメイクが崩れてしまうのですが、このときにあぶらとり紙で顔の脂を取り過ぎるのもNGです。なぜなら、顔の脂を取り過ぎてしまうと、脳はまた「水分不足だから脂を出そう」という指令を出してしまうことになるので、永遠に脂が出続けるという悪循環を招いてしまうからです。
脂が出る肌は、化粧ノリが悪くなるだけでなく、その脂がお肌の表皮に蓄積されていき、お肌の調子が悪くなっていきます。顔から出る脂を改善するには、まずは乾燥肌を改善しなくてはなりません。
このように、肌トラブルの原因の多くは乾燥肌にあります。化粧ノリが悪いからといってメイク直しをしても、お肌の乾燥を改善する根本的な対策ができていませんので、結局化粧ノリが悪い状態がいつまでも続くことになります。
そこで、乾燥肌を根本から解決することと、自分自身の力でお肌の再生を促すためにも、美容鍼灸での施術がおすすめです。
2. 美容鍼灸とは
美容鍼灸は、身体の内側と外側からアンチエイジングができるということで、ハリウッドスターなど世界中の著名人から注目されている治療法です。また、美容鍼灸は敏感肌などの肌が弱い人や、エステや他の治療が受けられない人にもおすすめできます。
美容鍼灸は、お顔のケアはもちろんですが、身体全体のバランスの崩れからきている不調として、身体の内面にアプローチをし、ケアしていきます。なぜなら、お肌は内臓の状態を映し出す鏡ともいわれる箇所なので、内臓の不調もお肌に現れると考えられているからです。身体の外側に現れている症状をもとに、身体の内側へもアプローチしていくので、顔の肌だけでなく身体全体のバランスを整えていくことができるのです。
例えば便秘や下痢を繰り返す、睡眠不足が続いている、生理不順、不眠、貧血など、身体の不具合が生じていると、当然お肌に影響してしまうため、お肌を美しく維持することができません。その状態の肌の上にお化粧することになるので、化粧ノリが悪くなってしまうのです。
2-1. 便秘症の人は肌荒れすることが多い
便秘症の人の多くは、肌荒れを起こしています。肌荒れしたお肌は、どうしても化粧ノリが悪いものです。そもそも、便秘は腸内に不要なものをため込んでいる状態です。しっかりと、毎日お通じがあれば、体内に余分な老廃物をため込まなくなるので、身体もスッキリしてきます。腸とお肌は密接に関係していますので、腸内環境が整うとお肌の調子も良くなるのです。
2-2. 首のこりや肩こりも化粧ノリが悪い原因に
お肌のトラブルは内臓からだけでなく、首や肩のこりなど筋肉の緊張も大きく影響します。特に身体のこりはお顔への血流が悪くなる原因になってしまいますので、シミやくすみの原因になります。
化粧ノリを良くするためには、まず美肌を作ることが先決です。美肌を作りあげるためには、自分自身の身体の不調をしっかりと認識して、健康で美しい身体を作ることが大切です。そんな自浄の力を取り戻すためにも、美容鍼灸を選ぶ人が増えてきたのです。
また、最近では女性だけでなく男性の美容鍼灸の利用もとても多いです。男性はストレス社会の中で生きている人が多いので、ストレスによる薄毛改善のために通う人もいます。
2-3. 美容鍼はお肌の真皮層に届く
お肌の真皮層で、正常にコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸が増えていくと、お肌はしっかり保湿され、みずみずしい肌を保てます。お肌がしっかり保湿されていると、弾力性のある肌になるため、お肌にハリとツヤをもたらします。肌のハリと弾力は、しわやほうれい線を目立たなくし、たるみを改善し、血流量が増えることで血色が良くなり、老廃物が除去されくすみも改善されるのです。
また、健康な肌であればアトピーやニキビなどの肌トラブルの原因に対する抵抗力も増します。あらゆる皮膚トラブルにも対応できるような自浄力をつけることができるのも、美容鍼灸のメリットだといえるでしょう。
3. 美容鍼灸って痛くない?
一般的な鍼灸院で使う鍼は約4~5㎝と長めなのですが、美容鍼灸で使用する鍼は1.5㎝ほどと短く、太さも髪の毛よりも細いものになります。痛みのレベルとしては、無痛ではありませんが、痛みレベルのマックスを10と仮定すると、2~3程度といわれています。しかし、全く痛みを感じないという人も多くいます。痛気持ち良い感覚を味わうため、美容鍼灸の際は深いリラックスの中眠ってしまう人も多いので、痛みについては不安に思わなくても良いでしょう。
また、美容鍼灸は、国家資格を所持した鍼灸師が治療を行いますので、副作用もなく安心して受けることができます。
4. 美容鍼灸を受けるのに向いている人はこんな人
・化粧ノリが悪いのが気になる人
・顔のくすみが気になる人
・シミを改善したい人
・小顔にしたい人
・二重あごを改善したい人
・しわやたるみを取りたい人
・ほうれい線を解消したい人
・お顔全体のアンチエイジングをしたい人
鍼で皮膚を刺激していくと、お肌の繊維芽細胞が活性化され、血流が良くなり新陳代謝がアップして、ターンオーバーが整えられていきます。ターンオーバーが正常化すると、化粧ノリが良くなっていくことはもちろん、美肌、向上を目指すことができます。
5. まとめ
今回は、化粧ノリが悪いときにおすすめの美容鍼灸についてご紹介してきました。化粧ノリが悪いときは、内臓や身体の不具合が懸念されますが、お顔にはさまざまなツボがあるため、そのツボに鍼を刺すことで、身体のどの部分と連動しているかなども理解することができます。
葛飾区亀有にある「本間治療院」では、美容鍼灸を行っております。女性にとって効果的なアンチエイジング方法でもある美容鍼灸に興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。お悩みの内容をしっかりとお伺いし、お一人おひとりに合った施術をさせていただきます。
目を大きくする方法として美容鍼は効果的!
世の中には、目を大きく見せたいと思う人はたくさんいますし、目を大きくするための方法もいろいろとあります。しかし、どの方法が一番効果的なのか悩むところかと思います。今回は、目を大きくするための方法として美容鍼を利用することのメリットをご紹介します。美容鍼は高い効果を期待でき、安全で、痛みが少ないというメリットがあります。
1. 目を大きくするための方法
目の大きさについての悩みやコンプレックスを抱えている人はたくさんいらっしゃるものです。日本人女性の大半が「目が小さいのが気に入らない」「奥二重をどうにかしたい」「左右の目の大きさが違うためバランスが悪い」というコンプレックスを持っています。
目を大きくするための方法として整形手術という手段があります。しかし、高額だったり、手術が合わなかったために目の周りの腫れが引かなかったり、理想の目にならなかった場合に簡単に元に戻せないといったデメリットがあります。そもそも顔にメスを入れることに抵抗があるのではないでしょうか。
目を大きくするための別の方法としてメイクが挙げられます。アイラインを描くことで目を大きく見せたり、ビューラーを使ってまつ毛を上に持ち上げたり、マスカラを使ってまつげにボリュームをつけたりする方法があります。値段が安く試しやすいというメリットもありますが、アイメイク技術には個人差があり、不自然な仕上がりになっている方もよくお見かけします。また、クレンジングを怠ると肌への負担がかかり老化が促進されたり、雑菌などが目に入って感染症にかかりやすかったりというデメリットもあります。
他にも、リンパのマッサージをすることで目の周りのむくみが取れて目が大きくなる方法、まぶたのマッサージをすることで二重のクセをつけさせて目を大きくする方法などがあります。自分でもでき、気軽に試しやすいというメリットはありますが、きちんとしたマッサージ方法を習得しなければ、変なシワの原因となり逆効果になるというデメリットがあります。また整体サロンなどのマッサージでは、治療を施す人の技量によって結果に差異が出てくるというリスクもあります。
2. 鍼灸による治療で目を大きくする
目を大きくするためのおすすめの方法として、鍼灸をご紹介いたします。鍼灸とは、鍼や灸を使って身体に刺激を与えて自己治癒力や免疫力を高めるものです。これは病気やケガの治療に大きな効果があります。最近は身体のメンテナンスだけではなく、美容にも用いられるようになりました。たるみや肌のキメやくすみなどにも効果があると考えられ、さらには目を大きくすることとして、十分に結果が出ることが認められています。
鍼灸治療では鍼やお灸などを使用します。鍼治療の場合には、長さが40〜80ミリメートルの鍼が用いられており、経穴と呼ばれるツボに刺していきます。お灸治療の場合には、艾と呼ばれるヨモギの葉から作られた繊維が用いられており、経穴と呼ばれるツボの上に置きます。
人の身体には361種類のツボがあり、目の周りにもたくさんのツボがあります。鍼灸治療によって目の周りのツボを刺激することにより、目を大きくしていくのです。
もちろん、鍼灸治療によって目そのものが大きくなるわけではありません。鏡で自分の顔を眺めた時に目が小さくなったと感じることがありますが、目が小さくなったのではなく、目の周りの筋肉が固くなったり、たるみやシワが増えたり、血液の循環が悪くなることによって相対的に目が小さく見えるのです。
例えば、足を組んだりする人や食べ物を片方だけで噛む人や頬杖をつく人がいます。日頃の何気ない仕草が、身体の歪みを生じさせます。同じように、目の周りのパーツについても目をこすったり、パソコンやスマートフォンの画面を長時間見続けたり、目の周りの皮膚が乾燥したまま放置していたりすると、パーツに歪みが生じることによって、目が小さくみえてしまいます。
また、食生活が乱れたり、ストレスを抱えていたり、慢性的な睡眠不足だったり、飲酒や喫煙をする人についても、肌のトラブルを抱えることによって目が小さくみえてしまいます。
しかし、こうした原因によるものは鍼灸治療によって改善できます。最近では、美容専門の鍼灸治療に特化した美容鍼もあります。美容鍼での治療を行うことによって、目を大きくできます。
3. 目を大きくするために鍼灸を利用する4つのメリット
目を大きくするために方法として美容鍼を利用することには、4つのメリットがあります。
3-1. 肌を改善して目を大きくさせることができる
目を大きくするためには、お肌のたるみを改善する必要があります。美容鍼を行い肌に刺激を与えることによって、引き締まった状態へと整えるため、結果的に目を大きくしていきます。
目を大きくするためには、目の周りの肌を刺激するのが一番効果的ですが、頭皮を刺激することでも効果は期待できます。たるみを頭皮から引き上げることによって目がぱっちりと大きくなります。目の周りに鍼を刺すことに抵抗がある人も、頭皮に鍼を刺す方法により、気軽に美容鍼を試すことができるのではないでしょうか。
3-2. 筋肉を刺激して目を大きくすることができる
目を大きくするためには、筋肉を正常な動きにすることも欠かせません。基本的に、筋肉は皮膚によって覆われています。皮膚は、表皮と真皮と皮下組織の三重構造になっており、その下に筋肉が存在しています。
筋肉の動きを正常に戻すためには、筋肉を直接刺激しなければなりません。化粧水やヒアルロン酸の治療では、真皮や皮下組織に刺激を与えることはできますが、筋肉までは浸透しません。しかし、鍼治療では筋肉に届くため、筋肉に直接刺激を与えることができます。
鍼によって筋肉が刺激されると、炎症反応が起こり、一時的に血液が集まります。血液の流れが活発になることによって、筋肉に大量の酸素が流れ込み、酸素不足によって固くなった筋肉が緩んでいきます。目の周りの筋肉が正常に動作すれば、肌も正しい位置に戻るため、必然的に目を大きくできます。
3-3. 痛みがない
鍼を刺す治療と聞くと、痛みが生じるのではないかと考えてしまいますが、鍼治療ではほとんど痛みはありません。その理由は、鍼の細さや形状にあります。
病院で使う注射の針は、太さが0.7〜0.9ミリメートルあります。一方、美容鍼で使われる鍼は、太さが0.12〜0.14ミリメートルで、病院の針と比較して5分の1の細さです。そのため、刺したときに痛みが生じることはほとんどありません。
さらに病院で使う針は、治療ために皮膚や血管を破ることが目的なので先端はナイフのようにかなり鋭い形状になっています。そのため針を刺した時には、チクッとした痛みが走ります。一方で、美容鍼で使う鍼は、筋肉を刺激することが目的なので先端は丸くなっています。そのため、鍼を刺してもほとんど痛みを感じることはありません。
そのため、注射が苦手な人にも安心して治療を受けることができます。
3-4. 美容鍼を行う人は国家資格を持っているため安心できる
目を大きくするための整体を行うサロンはたくさんありますが、整体師についての国家資格は存在しません。セラピストやエステティシャンなどの民間資格はありますが、資格がなくても開業できます。
一方で美容鍼については、鍼やお灸を扱うためはり師やきゅう師の国家資格を持っていなければなりません。はり師やきゅう師になるためには、厚生労働大臣の認定した大学または専門学校で3年以上の修行が必要です。
身体についての専門的な知識を持ったはり師やきゅう師のいるサロンや鍼灸院では、安全に治療をしてもらえるので安心できます。
4. まとめ
目を大きくするための方法はたくさんありますが、その中でも美容鍼はおすすめです。自己免疫力や自己治癒力を高める鍼灸治療は、目の周りの肌を傷つけることなく目を大きくしていきます。また鍼治療にはあまり痛みがなく、感染症などの危険もないため、リスクが少ないというメリットもあります。
東京都葛飾区にある、美容鍼灸本間治療院では、まずはお顔だけ試したい、という初心者の方向けの「美容鍼灸コース」から、全身の不調を整えた上で健康的な美しいお顔を目指す、より深くアプローチしたい方向けの「美容鍼灸全身治療コース」もご用意しております。
もちろん、一般的な肩こり、頭痛、腰痛、神経痛、膝痛、倦怠感、うつ症状、不眠、食欲不振、不妊、のぼせ、冷え性などを改善する「鍼灸治療コース」もございます。まずはお気軽にご連絡をくださいませ。
美容鍼の効果は小顔だけではない!?
近年、エステサロンでも美容鍼が取り入れられるようになりました。鍼を打つだけで、お肌のたるみや美肌、むくみなど、さまざまなトラブルを改善してくれますので、今女性に高く支持されています。ここでは、そんな美容鍼の魅力や美容整形との違いについてご紹介してまいります。
1. 美容鍼って何?
皆さんも「鍼灸」は耳にしたことはあるかと思います。「美容鍼」とは、その名のとおり「美容」と「鍼灸」を融合させたもので、お肌の代謝を促したり、小顔にしたり、リフトアップしたりと、美容にとってさまざまな効果を得ることができます。
「鍼」と聞くと「痛いのでは?」と躊躇する方が多いと思いますが、鍼灸では髪の毛より細い鍼を使用するので、ほとんど痛みを感じることはありません。それどころか、心地良くて眠ってしまう方も少なくありません。また、美容鍼の良いところは「整形や矯正よりもリーズナブル」ということです。高い料金を払わずにキレイになれるのは、女性にとって“やらなきゃ損”と言えるでしょう。
とはいえ、ひと口に美容鍼と言ってもさまざまあり、一般的には大きく分けて3つになります。「現代鍼灸」「伝統鍼灸」「中医学鍼灸」とそれぞれ特徴が異なります。
現代鍼灸は、たるみやシワなど集中的にお手入れしたい場合に適しており、現代医学に基づいた方法で施術が行われます。そのため、他の鍼灸に比べ初めての方でも理解しやすいのがメリットです。
伝統鍼灸は古くから用いられている鍼灸のことで、体質や風土に合わせて施術するのが特徴です。現代鍼灸が現代医学に基づいた施術や考え方なのに対し、伝統鍼灸は科学的には証明できない人間の感覚で施術をしますので、初心者には難しく効果も実感しにくいと言われています。
最後に中医学鍼灸とは、中医学をベースにした施術法になります。ツボを重視して施術をしますので、高い効果を実感できるでしょう。ちなみに、アメリカで行われている鍼灸は、ほとんどが中医学鍼灸です。
同じ美容鍼でも、サロンによって施術内容は異なります。そのため、「〇〇では効果があったけど、△△ではあまり効果を感じられなかった」ということは少なくないものです。ただ「美容効果がある」ということだけに着目するのではなく、「どのような施術を行っているのか」ということもしっかりチェックする必要があります。それさえ理解できれば、美容整形よりも安価ながらも高い効果を実感できることでしょう。
2. 施術の流れと価格相場
美容鍼の施術方法は、鍼灸院によって微妙に異なりますが、一般的に、1.問診、2.着替え、3.施術、の流れで進みます。問診では気になるところや施術したい個所などを記入します。
美容鍼と言っても、くすみが気になる場合と小顔にしたい場合とでは鍼を打つ個所も違いますし、本数も変わってきます。しっかり問診を行うことでよりしっかりと悩みにアタックし、理想の自分に近づけます。
用意された衣類に着替えて、いよいよ施術のスタートです。
施術ではいきなり鍼を打つのではなく、体の状態を確認するために触診や腹診などを行うところもあります。鍼灸院によって異なりますので、事前に施術の流れを確認しておくと安心です。なかには、のぼせを防ぐために足に遠赤外線や鍼を打つこともあり、鍼灸院によってさまざまな工夫がなされています。体を整えたら、頭や眉間、頬など改善したい個所に合わせてゆっくり丁寧に鍼を打っていきます。先にも述べたように髪の毛より細い鍼を使うので、痛みはほとんどありません。ただ無痛ではないため、人によっては痛みを感じることもあります。特に疲れが溜まっている個所は痛みに敏感になっていますので、その辺は理解しておきましょう。
施術が終わりますと、仕上げのエッセンスの塗布、マッサージなどが行われるサロンもあります。当院は鍼灸院ですので、鍼灸施術をして終了ですが、その分お一人おひとりに合った施術に注力できるため、表面上だけでなく身体の中から治療を行うことができます。画一的な対応はしておりませんので、「過去に美容鍼を受けてきたものの、それほど効果を感じられなかった」という方ほどご来院いただきたいと思っております。
(エステ的なサロンで美容鍼灸を行っているところとは違い、鍼灸院で機械やフェイシャルマッサージなどは使わず、鍼灸施術だけで効果を出すというのが本間治療院の特徴です。美顔器、エッセンスの塗布、フェイシャルマッサージなど行う工程は少ないのですが、損ではなく、むしろ「身体の中から治療が出来る本物の美容鍼灸が受けられる」という印象を持っていただける表現はできませんか?)→セルクル注:対応させていただきました。ご確認いただけますと幸いです。
なお、自宅でのストレッチやトレーニングなども説明してもらえますので、初めての方でも安心です。
気になる価格ですが、安いサロンでは数千円で施術を受けることができます。エリアによって異なりますが、平均5,000円~12,000円程度。美容鍼と一般的な鍼灸施術とは価格設定に差があり、一般的な施術の1.2~1.5倍と言われています。ちなみにボトックス療法の場合、相場は4~5万円。クリニックによってさまざまですが、美容鍼に比べるとかなり高いことが分かります。(なお、提示している金額はあくまで一般の相場となります)
3. 効果や持続性について
美容鍼はその名のとおり「美容効果」の高い施術です。むくみを改善し小顔にするイメージが強いですが、他にもいろんな効果があります。たとえば、肌の代謝アップやリフトアップなど。肌の代謝は「刺鍼」によって血流を改善します。「年齢とともにくすみが気になるようになってきた」という方は、肌の代謝が悪くなっている証拠です。美容鍼を行うことで血流が改善されますので、ターンオーバーが促進され肌の調子を上げてくれるでしょう。また肌の代謝がアップすることで肌荒れも改善し美しい肌を手に入れることができます。
小顔と言えばやはり「むくみの改善」です。美容鍼によって血流を促進し余分な水分が流れていきます。もともとむくみは血流の滞りによるものですから、鍼を打つことでスムーズになり顔がスッキリします。またむくみが改善されることで顎関節からくる歪みも良くなるのでキレイな輪郭も手に入れることができます。さらに年齢によるたるみも改善できますので、若々しい印象に繋がります。
その他、肌質の改善(乾燥肌やオイリー肌など)、化粧ノリを高める効果なども期待できます。美容全般の効果がありますので、わざわざ高いお金を払って美容整形するくらいなら断然美容鍼がオススメです。
ただ気になるのが「持続性」です。せっかく美容鍼を行っても、効果が続かなければ意味がありません。結論から言いますと、1週間くらい持続すると言われています。しかし個人差があるため、なかには1週間以上効果が持続している方もいます。また施術を継続することでより長い期間、美肌を保つことができるでしょう。
4. 美容鍼で気をつけるべき点
美容鍼は効果よりも施術後に関することで不安を感じている方が少なくありません。いかんせん鍼を打つわけですから、痛みはもちろんのこと、炎症や内出血などの心配があるからです。もちろんどの鍼灸院も安全を重視して施術を行っていますが、どうしても個々によって体質が違うため「一切トラブルは起きない」と断言できないのが現実です。要するに、「リスクはある」と考えておかなければなりません。
事前に注意しておきたいことは、「施術後に痛みを感じることがある」「飲酒や激しい運動は避ける」「暴飲暴食しない」などになります。すべての人ではありませんが、なかには施術後に軽い痛みを感じる場合があります。数日で治まりますが、万が一治まらない場合は必ず、施術を受けた鍼灸院に相談してください。また施術後は非常に血行が良くなっているため、飲酒や激しい運動はNGです。食事も軽めが良いでしょう。
なぜ、美容鍼の後はこのようなことに気をつけなければならないのかというと、効果を充分に与えるためです。鍼を打った個所に血液や免疫を集中させることで美容鍼の効果を発揮できますから、そのためにも前述した点には充分注意して過ごさなければなりません。当然ですが、煙草は一切禁止です。せっかく施術を受けても細胞を老化させる一因になるからです。
鍼を打ちますので、衛生面も気になるところです。しっかり情報収集することである程度鍼灸院の良し悪しが分かるというものです。基本的に、問診・適切な治療・フェイシャルエステ・お手入れや食生活改善の指導・適切な化粧品選び・プライバシー保護、などがきちんと行われているサロンや鍼灸院は、安心して施術を受けることができます。
5. まとめ
近年さまざまな鍼灸院で取り入れられている「美容鍼」。美容効果が高く、また整形やボトックス療法などよりも安いことから、多くの女性から支持を受け、鍼を打つだけで肌本来の力を引き出し、キレイになると期待されています。美容整形のように施術時間が長引かないのも魅力でしょう。
しかし、その反面注意しなければいけない点もあります。美容鍼を考えている方は、充分な情報収集を行い、安全性の高いサロンや鍼灸院を選びましょう。
東京都葛飾区にある、美容鍼灸本間治療院では、まずはお顔だけ試したい、という初心者の方向けの「美容鍼灸コース」から、全身の不調を整えた上で健康的な美しいお顔を目指す、より深くアプローチしたい方向けの「美容鍼灸全身治療コース」もご用意しております。
もちろん美容目的でない、一般的な肩こり、頭痛、腰痛、神経痛、膝痛、倦怠感、うつ症状、不眠、食欲不振、不妊、のぼせ、冷え性などを改善する「鍼灸治療コース」もございます。まずはお気軽にご連絡をくださいませ。
美容鍼灸に使用する鍼(使い捨て鍼)について
こんにちは!本間治療院の相馬です。
本日は、美容鍼灸治療に使用する鍼について、ご紹介したいと思います。
当院では、日本製のディスポーザブル(使い捨て)鍼を使用しています。
0.12~0.14mmの極めて細いもので、
セイリン社の鍼は、独自の『超先端研磨加工』の技術による、今までになかった「鍼尖の丸い鍼」です。
鍼が細い分、血管を傷つける確率が下がるので内出血のリスクが下がります。
また、鍼尖が丸くなることで、皮膚への刺入時痛が極力抑えられます。
病院で採血やインフルエンザの予防接種の際に、使われる注射器の太さは、「0.6~0.8mm」。
蚊のクチバシの太さは、「およそ0.1mm」。
日本人の髪の毛の太さは、「0.05~0.15mm」。
美容鍼灸に使用する鍼の太さは、「0.12~0.14mm」。
なので、、、、、
注射器の5分の1~6分の1で、
蚊のクチバシや太めの髪の毛ほどの
とても細い物ということになります。
鍼は痛くないですか?とよく聞かれますが、
鍼灸治療に用いる鍼は、注射針の5、6分の1の細さと考えていただくと、
「なるほど、痛くなさそうだな」、「痛くても我慢できそうだな」と、
想像が付きやすいのではないかと思います。
国産のトップブランド「セイリン」のディスポーザブル鍼を使う理由
①安心、安全
②衛生的
③先端が丸く痛みや出血のリスクが少ない
こういった理由から当院では、「セイリン」の鍼を使用しております。
美容鍼灸治療は、皮膚に鍼を刺入して細胞を活性化するものです。
常に、安心・安全・衛生的かつ効果的なものを患者さんに提供したいと考えております。
美容鍼灸を受けてみたいけど、不安だな、怖いな、と思っていらっしゃるなら
是非一度、当院の美容鍼灸治療をお試しください\(^o^)
リフトアップ、エラ張り、顔のたるみ、シワ、むくみ、ニキビ、肌荒れ改善
自律神経調整を得意とする
足立区・葛飾区の美容鍼灸は鍼灸指圧専門「本間治療院」まで
千代田線直通常磐線 亀有駅徒歩2分
東京都葛飾区亀有5-15-6
当院facebookはこちら⇒クリック
効果のある美容鍼灸治療~顔にだけ鍼をしても勿体無い~
こんにちは!本間治療院の相馬です\(^o^)/
最近は美容鍼(びようばり)、美顔鍼(びがんばり)がテレビで取り上げられることが増え、多くの方に鍼灸治療を知ってもらえる機会が増えたこと、大変嬉しく思います。
ですが、残念なことにお顔だけにする美容鍼ばかりが取り上げられているので、本来の鍼灸治療についても知っていただきたいなと思い、今回お話させていただきます。少し長いですが、読んでいいただけると幸いです(*^^*)
鍼灸治療は、「肩こり、腰痛、神経痛」のイメージが強いですが、今は美容法として認知されてる方もいらっしゃるほど、美容のイメージが強くなっています。
当院でも年々美容鍼灸治療を希望される患者さんが増えてきました。
また鍼灸治療のイメージは、「なんか怪しい」「はりを刺すなんて怖い」「痛そう」「お灸は熱そう」「何をされるかわからない」「気とかツボとか理論的によくわからない」などが多かったですが、
美容鍼灸がメディアに取り上げられ、最新の美容に敏感な10代~5,60代の女性からも注目されるようになりました。
「怪しい」「怖い」より「小顔になる」「若返る」「顔に鍼を沢山刺す」などのイメージが強いようです。
このように鍼灸に対するイメージが、ここ数年でガラリと変わってきているように感じます。
鍼灸治療には、古典的鍼灸治療(脈診流経絡治療、中医学的鍼灸治療)と近代的鍼灸治療に大きく分かれ、その中でも流派がいくつかあり、治療院によって治療方針(治療方法)がそれぞれ異なります。
古典的鍼灸治療は、東洋医学的な考えの元、顔、舌、腹、脈など全体を診て、証をたて、身体のツボに鍼灸を施し、全身の気血の流れを整え、自然治癒力を高め、健康に導くというものです。
近代的鍼灸治療は、西洋医学的考えの元、局所的な治療がメインとなります。腹部や脈を診ず、筋肉の状態を重視し、肩こりや腰痛なら、首肩や腰のそれぞれ凝っている筋肉にはりきゅうや電気鍼を行い、血流改善を図り、症状を緩和するという考えです。
美容鍼灸は、上記の古典的鍼灸治療・近代的鍼灸治療とは全く別ジャンルと捉え、エステサロンの一つのメニューとしてお顔だけに施術をするサロンや治療院もあり、身体の症状(体質や体調)に合わせてツボを選び、刺激量を微調整する古典的鍼灸治療とは、全く異なる考え方で施術を行っている場合が多いです。
では、お顔や頭にだけ施術する美顔鍼(美容鍼)とはどういう発想なのか?というと、
全身の気血の巡りを改善する本来の鍼灸治療ではなく、「ドライニードル(薬剤を使用しない針)を用い、皮膚、皮下組織へ刺激し、細胞の活性化を促す」「血行促進」というものです。
特にテレビや雑誌では、インパクトな "画" を求める為、顔に100本近く鍼を施している治療風景をよく目にします。
鍼山となったお顔だけがクローズアップされすぎて、「お顔へ沢山鍼をうつと綺麗になれる!」といわんばかりになっています。私はこの発想は間違っていると思います。
はじめにお話したように、顔にだけ鍼をするのは本来の鍼灸治療ではありません。
本来の鍼灸治療とは、脈、腹部、顔、舌、肌の色ツヤ、手足の状態、便通、睡眠状態、など、その方の身体の状態を判断してから、治療方針を決めます。そして、身体のツボに鍼灸施術を施すことで、全身の気血の滞りを改善し、不調を調整して、自然治癒力(自己回復力)を高め、身体を健康な状態へと導きます。
東洋医学には、「肌(顔)は、内臓の鏡」という考え方があり、身体の不調がお顔のトラブルの原因というわけです。
身体が健康な状態になると、クマやニキビはなくなり、顔の色艶も良く、美肌になります。
身体の調子が良いと、自然と笑顔も増え、表情筋をより多く動かすので、口角も上がり、頬のトップも高くなり、若々しくなります。また、健康ですと、喜怒哀楽も感じられるので、目に表情が現れます。目の周囲の筋肉も使うようになり、目元の上下のたるみも改善します。
それプラス、お顔のツボにも直接鍼を施すことで、「お顔のエラスチン、コラーゲンの生成促進」「表情筋や咀嚼筋の血流改善、動きの改善」が加わって、より美容効果が高まり、理想の美しい顔へと導くのが、本来の美容鍼灸治療なのです。
ですので、お顔にだけ鍼をたくさんする、表情筋に電気鍼をする「だけ」では駄目なのです。
身体を健康にした上で、顔に鍼を施術しないと、意味がありません。
顔にだけ鍼を受けて、悩みが改善しない方は、身体のどこかに原因があります。
身体の不調があるのに、お顔だけに鍼をしても根本的な改善にはなりませんからね。
身体が元気になれば、表情がイキイキ!目はキラキラ!お肌もツヤツヤ!
身体の中から健康的に美しくなりましょう
リフトアップ、エラ張り、顔のたるみ、シワ、むくみ、ニキビ、肌荒れ改善
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